このところの設定作業

2週間ほどブログも本読みもお休みして、とくに今週は各種の環境設定に明け暮れる。こういうのは久々だ。まず古いMacBook Airをchrome端末にすべくCloudReadyを入れる。これは簡単。で、それに付属するLinuxをオンにして、Visual Studio Code(VSC)などをインストールして使えるようにする。これも問題なし。で、ProcessingをVSCから行えるようにしてみた。これはすでにWin10の環境でやっていた作業なので、これまたとくに問題なく完了(メモ。こちらの記述を参考。ただし、tasks.jsonに指定するsketch=以下は、${workspaceRoot}ではなく${fileDirname}とかにする)。

さて、問題はここから。せっかくなので、もう一つのアート系プログラミングフレームワーク、openframeworks(oF)もインストールしてみようかと考えた。すでにWin10でVisual Studio版(メモ:なんとVSも2019版では正しく動かず、2017版にダウングレード)、macでqtcreator版(メモ:qtcreatorもoF最新版もダメで、こちらの記事にあるように、qtは4.6.1、oFは0.10.0にする必要あり)のインストールを果たしたので、次はLinux版に挑戦というわけだ。ところがこれでハマる。手順は公式サイトにあるとおり。ところが、cloudreadyに入っているLinux(debianベースのpenguinというもの)では、そもそもinstall_dependencies.shがエラーで止まる。ライブラリの依存関係が変だという表示がでる。問題がありそうなライブラリなどを手動インストールするなどいろいろ試すも、うまく動いてくれない。試しにと、win10環境のWSLで入れたpengwin環境(これもdebian派生のディストリビューション)でもインストールを試みるが、ほぼ同じエラーが出て中断してしまう。

そのWin10環境で、試しにWSLにubuntuを入れて、そちらでoFが入れられるかどうかを試すと、install_dependencies.shは通るものの、compileOF.shがエラーで止まってしまう。エラーで検索をかけたりするも、解決できず。それで試しに、今度はoFのwin10のコマンドライン版というのを入れてみる。msys2という環境を入れなくてはならず結構面倒なのだが、そちらでもoFコンパイルは当初はエラーが出たものの、エラーで検索かけたところmsys2シェルではなくmingw2シェルで行えばよいということがわかり(!)、それで難なくコンパイル成功。ちゃんとサンプルコードのコンパイルもできた。これは単純にうれしい(メモ:ちなみに普通のコマンドシェルでは、やはりエラーが出てダメ)。

そこでちょっと、WSLのubuntuでも別シェルにすればうまくいくんじゃないかと思いつき、zshを入れてみる。そのzshからなら、なんとoFのコンパイル成功。やった、と思いきや、サンプルについてはコンパイルまでできるものの、実行するとディスプレイ系のエラーでコアを吐いて終了してしまう。うーん……。というわけで、いろいろやったものの、今のところLinux系はまだうまく動いていない。こんなことしてないで、早くコードそのものを書きたいのだけれどなあ。全般的にoFはすでに古くなっている(2017年止まり?)のが気になった。