自彊術……

先月の腰痛病みはだいぶ収まり、こうなると回復・予防のための体操が必要になってくる。病院から腰痛体操というストレッチ系の体操を指示されたけれど、自分でもいろいろと調べてみようと思っていたところ、リュートの師匠から自彊術なるものがあると聞いた。体調が悪いときの回復体操のようなものだという。ウィキペディアのページからリンクされている国立国会図書館の近代デジタルライブラリー内の中井房五郎著『自彊術』(1916年)を見てみたけれど、なるほどこれはラジオ体操の前身みたいな感じで面白い。それほど無理なくやれそうな感じ。

余談だけれど、このデジタルライブラリー、なかなか使いやすい感じだ。10ページ単位でpdfに落とせるのも悪くない。体操の概念は近代的なものだろうけれど、自然治癒を促進させるみたいな整調術のようなものって、西欧とかにはなかったのかしら、とふと思ってしまう。ギリシア&アラビア医学の伝統とかに、何かそれらしいものがあるかもしれないので、ちょっと探ってみることにしようか、なんて(笑)。