カール・ニューリン

個人的にはちょっと知らなかったのだけれど、新譜CDが入手困難マークになっていたせいか(苦笑)、俄然注目してしまったリュート奏者が、カール・ニューリン。ところがこれ、なんだiTunesのストアにちゃんと入っているでないの……(脱力)。『Kellner & Weiss – Works For Lute』というアルバム。スウェーデンの奏者だそうで、まだ30代の若手。演奏はというと、若手なせいか、いい意味でも悪い意味でも(普通に演奏のお手本になりそうなという意味で)模範演奏タイプ?なんだかあまりに直球すぎて、アルバム全体としては単調な感じもするけれど、たぶん今後いろいろ面白くなっていきそうな感触もないわけではない……かしら。今回のアルバム、内容は表題の通り、ちょうど同時代を生きたケルナーとヴァイスの曲を集めたもの。ソナタ ト短調とカプリッチョ ニ長調がヴァイスで、あとはケルナー。

この人、YouTubeではジョン・ジョンソンの曲を弾いている。なるほど、ルネサンス曲の方が生き生きとしている印象かも。