ハイブリ狂騒曲

ついにソフトバンクの100%子会社になるというウィルコム。そのウィルコムのが今年の1月くらいに出して3月には出荷停止になっていたHybride W-ZERO3(ハイブリ)が、半年ぶりに再販売になるというので先月末予約した。PHSと3G(ソフトバンク網)の両方が使えるというスマートフォン。ところがこれが結構なクセものだった(苦笑)。昨日からサービスが始まっていたものの、オンラインサインアップ後、通話機能に問題浮上。発信はできるものの着信が異様に不安定な状態になった。最初、固定電話からも別の携帯からもかからず、着信音すら鳴らない状態だった。かけた側では「おかけになった電話番号は、電源が入っていないか、電波のとどかない場所にあります云々」というメッセージが聞こえてくる。でも本体はちゃんと電源も入り、アンテナだって4つ立っているのだけどねえ……。しばらくすると5、6回に1回くらいかかったりもした。その後、本体を何度かリセットしたりもしたけれど改善せず。ハイブリは3G感度が悪いというような話は前から聞いていたけれど、どうせパケットもPHSだけで3Gは使わないからとのんきに構えていたら、なんとまあ肝心の通話機能がダメという不意打ち……(苦笑)。

で、結局昨日はいろいろ作業とか用事もあったので、その後はあまり触れることができず、今日ようやく時間が空いたのでファクトリーリセット(完全消去で出荷状態に戻すというやつ)をかけてみたところ、着信の不安定さはとりあえずなくなったみたい(?)。やれやれ。まさか使用2日目でファクトリーリセットする羽目になるとは思わなかったなあ。でもやはり、PHSに限っても感度はあまりよくないようで、前の電話(アドエス)よりも通話できる場所というか範囲というかが限られている感じがする。一方、パケット通信自体は案外安定しているみたいで、今のところさほど問題は感じられなかったりもする。