逃がしたイベントとか……

ありゃま、ちょっと面白そうなイベントを逃してしまった。今週はちょっと立て込んでいたから、どのみち行くのは厳しかったのだけれど……。アヴェロエス主義を扱った著書が良かったエマヌエレ・コッチャ氏が、東大駒場の文献学系シンポに出ていたらしい(こちらのページに情報があったのね)。うーん、残念。お顔を拝み損ねた(苦笑)。

先週は先週で、何年か前から横浜から東京に移ったフランス映画祭とかあったらしい。それの関連でジュリエット・ビノシュとか来日しシアターコクーンでダンスパフォーマンスの公演があった模様。そちらもお顔を拝み損ねた(苦笑)。ちょうどこの間、ホウ・シャオシェンの『レッド・バルーン』をレンタルDVDで観たところ。ビノシュは主人公の少年の母親訳で、中国風人形劇の声優をやっているという役どころだった。でもこの映画で一番目立っていたのは、少年のベビーシッターになった台湾人(笑)。映画を専攻している留学生という役なのだけれど、なんか日常会話で「d’accord(承知したわ)」を連発していた。仏語学習で日常会話やろうとすると、d’accordを連発する癖ってつきやすいかも。個人的にもそうなった時期があって、ある時仕事関連で使っていたら、「そこはd’accordって言う場面じゃないだろ!」とフランス人に怒られたことがあったけなあ。なんだか懐かしいぞ(苦笑)。それにしてもビノシュはいい感じで年齢を重ねているよなあ。作品は少年の日常のスケッチという感じなのだけれど、静かに、あるいはほんの少しだけそこに視線を差し入れてくる大人たちの目が、どこかカメラや風船に重なってくるという微妙さ……。こういうのはパリの風景あってこそ、か。