(雑感)今週の足跡 – ディープラーニング

直感 Deep Learning ―Python×Kerasでアイデアを形にするレシピこのところ、空き時間にディープラーニングで遊んでみている。理論的な話はいくつか読んだので、そろそろ実践もかじってみたい、という感じ。とは言っても、まだ初歩の初歩にあたるMNISTの手書き数字認識と、それに続く画像分類を試してみただけ。参考書としてアントニオ・ガリ&サジット・パル『直感 Deep Learning ―Python×Kerasでアイデアを形にするレシピ』(大串正矢、久保隆宏、中山光樹訳、オライリージャパン、2018)を用いている。ど素人にとってもkerasは分かりやすい……。それでも、学習精度を高めるための工夫というあたりはすでにして興味深げなトピックだ。スコアを競う感じでなかなか楽しそうな雰囲気。

また、いつもの癖で、こうした技術をたとえば人文知の領域でどう活用できるだろうかということもつい考えてみたくなる。画像認識ならば(ベタだけれども)中世の手書き写本の認識とかができるのでは、とか(少し前に、あの誰も読めないヴォイニッチ写本を機械学習にかけたツワモノが、もとはどうやらヘブライ語らしいという研究結果を出したという話があった)、でもやはり主流となるのは自然言語処理のほうだろうか、とか。自然言語処理のほうも、そのうち遊んでみたいところ。