キネクト賛

何周もの周回遅れ(5年くらい遅れてる?)ながら、最近kinect v1を中古で購入し遊んでいる。言わずと知れたxbox 360用の深度センサー&モーションキャプチャデバイス。Processingやopenframeworks(oF)からも使えるということなので、今回購入してみた。実際に触れてみると、これがまたなかなか楽しい。

Mac用のProcessing 3で使うにはドライバなどは不要。ただしライブラリ(アドオン)としてSimpleOpenNIなどが必要になる。oFのほうでは、ofxOpenNIやofxKinectといったアドオンが必要。mac用のoFでは、ofxKinectはすでに標準で入っている。ただofxKinectは少し用途が限られている印象で、少し制約もあるようだ(スケルトンの追跡とかができない)。ofxOpenNIもインストールしてみたものの、コードをコンパイルしようとするとエラーが多々噴出する。macのXcode 11ではコンパイルできないし、qtcreatorでもダメ。というわけで、とりあえずoFではofxKinect、ProcessingではSimpleOpenNIを使うことに落ち着く。

ためしに、こちらの「simple-openniの覚え書き」を参考に、「こじ研」のチュートリアルでofxOpenNIでやっている近距離レーダーみたいなやつを、Processing + SimpleOpenNIで再現してみる。

sketch_radar

画像の深度を上から見た図、ということのようで、これはいろいろ応用できそうな気がする。四肢のトラッキングもできるようなので、たとえばバロックダンスの舞踏譜のような記録を取ったりとか(個人的にバロックダンスは踊れないけれど……)。活用の妄想が膨らむ(苦笑)。