サイト&管理者プロフィール

このサイトについて:

西欧の現代社会が抱える諸問題の多くは、その根を古代や中世のなにがしかの思想の中に持っていると言われたりもします。それは本当なのでしょうか。そうだとするなら、厳密にどういう意味でそう言えるのでしょうか。それはどれほどの広がりをもっているのでしょうか。また、問題がそのように根付いているであれば、その解決策の芽も、そこに探ることができるのでしょうか。そうした問いの検証を試みたいと思ったことをきっかけに、このサイトもしくはブログは生まれました。古代やとくに中世の思想史へと分け入り、一方でそこからの逆照射によって近世・近代を、さらには現代をも捉え返そうとする企てを通じて、なんらかの思想的見取り図を描きたい……それが本ブログの本来の趣旨です。とはいえ、その作業は今なお途上にあり、明確な到達点には至っていません。本ブログも、ある種の剳記(読書雑記のようなもの)にしかなっていませんが、少なくとも志だけは高くもち、いわば哲学的遊軍を目指したいと今なお考えている次第です。拙い剳記ではありますが、ご笑覧(文字通りに)いただければ幸いです。

前身となる旧ブログは2003年から運営していました。2008年より改題し、現在に至っています。以下でそちらの検索が可能です。
旧ブログの検索:





サイト管理者の紹介:

本 名 嶋崎 正樹
出 身 岩手県
職 業 仏語翻訳家・放送通訳
略 歴 東京外国語大学卒。
同大学院外国語学研究科修了(ロマンス系言語専攻)。

カナダ大使館勤務を経て、現在フリーの翻訳家・通訳。

留学経験:パリ第3大学

翻訳:

  • 1993年〜2016年岩波書店『世界』誌「ル・モンド・ディプロマティックより」翻訳担当(年3〜6回)。
  • 1994年よりNHK BSのFrance2通訳。
  • 1996年8月〜2009年4月、技術評論社『Software Design』誌「Kyleのシリコンバレー通信」(Kyle Arthur)
  • 2009年5月〜2009年9月、同誌「サンフランシスコの空の下から~Kyle’s monthly topics~」(Kyle Arthur)
  • 2002年11月〜2009年4月、同誌「Pacific Connection」(Bart Eisenberg)
  • 2009年5月〜2012年、同誌「Software Desingers 〜コードの裏の開発者たち〜」(Bart Eisenberg)翻訳担当

訳書:

著書:

  • 『時事フランス語』(単著、東洋書店、2010年10月刊)(同第二版、2013年9月刊)
  • 『ル・モンドで学ぶ時事フランス語』(IBCパブリッシング、2015年11月刊)(上記『時事フランス語』を改題)

その他:語学エッセイ:

  • 『英語野郎 — 英語Yaroo』(技術評論社、vol1〜vol4)(2005〜06)に「翻訳者の仕事場から」連載
旧来の関心領域 記号学(論)研究、民話(民衆文化誌)研究、プログラミング。
現在の関心領域 ヨーロッパ中世・中世思想史の研究+リュートの練習など
学生時代の得意技 宴会芸:ゴジラ(ゴジラ対モスラ実演)など(伊福部昭氏よ永遠なれ)
連絡先 ギリシア語で「暇人」を表す(一義的に)sxolastikosに、アットマークとGmailの一般的アドレスを付けたものがメルアドです。スパムフィルタに引っかからなければ届きます(笑)。
(制作・管理:嶋崎正樹

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