新潮社が出している季刊誌『考える人』2010年春号を書店で見かける。ちょうど復活祭だからというわけでもないのだけれど(今年は東方教会も同じ日なんですね)、特集が「はじめて読む聖書」で、とりわけ聖書学者の田川建三氏のインタビューに惹かれて購入。田川氏というと、個人的には以前読んだ大部の『書物としての聖書』(勁草書房、1997)が結構記憶に残っている。今回のインタビューは同氏の研究者としての軌跡がかなり詳しく述べられている。とりわけザイール大学への赴任のくだりが印象的。帝国主義というものを肌で感じ、それによってヘレニズム世界がどういうものだったかという推察につながったというあたりが鮮烈だ。世界的なスケールと反骨精神をもった聖書研究者としての素顔の一端が垣間見える。すばらしい。氏の最近の著書も読んでみることにしよう。
「未分類」タグアーカイブ
リュートtube – 12 スコティッシュもの
Luthval氏の渋い一曲。逸名著者によるスコットランドの曲とか。1628年ごろのストラロックのロバート・ゴードン卿のリュート曲集から、とある。この「ストラロック・リュート・ブック」というのは英国ものっぽいけれど、結構良さそうな感触。たとえばNAXOSのライブラリにも、ボルティモア・コンソートの演奏でカナリー2曲が入っているっすね。
プセロス「カルデア古代教義概説」 – 6
13. Εἶναι δέ φάσιν ἐν τῷ δημιουργῷ καὶ αἰσθήσεως πηγήν, ἐπειδὴ καὶ αἴσθησιν οὗτος ¨ἐπάγει¨ τοῖς ¨κόσμοις¨· ἔστι δὲ καθαρτηρίων πηγὴ καὶ κεραυνῶν καὶ διοπτρῶν καὶ τελετῶν καὶ χαρακτήρων καὶ Εὐμενίδων καὶ τελεταρχῶν.
14. Καὶ ἐπὶ μαγειῶν δὲ τρεῖς πατέρες ἀρχικὴν ἔχουσι τάξιν. Ἔστι δὲ καὶ ὀ᾿είρου ζώνη ἀπὸ τῆς πηγαι.ας ψυχῆς τὴν ἀρχὴν ἔχουσα.
15. Ἀναργοῦσι δὲ ταῖς μὲν πρώταις πηγαῖς αἱ πρῶται ἀρχαί, ταῖς δὲ μέσαις αἱ μέσαι, καὶ ταῖς μερικαῖς αἱ τελευταῖαι.
13. 彼らが言うには、創造神の中に感覚の源がある。なぜなら創造神こそが「世界」に感覚を「もたらす」ものだからである。さらに、浄化するもの、雷、鏡、儀礼、性格、エウメニデス、儀礼を司るものの源がある。
14. 魔術についても三つの父が原理の序列を占めている。また、夢の帯があり、魂の源から原理を引き出している。
15. 第一の諸原理は、第一の源に類似する。中間の原理は中間の源に、また末端の原理は個々の源に類似する。
プセロス「カルデア古代教義概説」 – 2
4. Μετὰ δὲ τὰς ἴυγγας προσεχεῖς, φασίν, οἱ συνοχεῖς· καὶ αἱ μὲν ἴυγγες τάς ἀφθέγκτους αὐτοῖς ἑνώσεις τῶν πάντων ὑφιστᾶσιν, οἱ δὲ συνοχεῖς τὰς προόδους τοῦ πλήθους τῶν ὄντων ἑνίζουσι, μεταξὺ τῶν νοητῶν καὶ τῶν νοερῶν κέντρον τῆς ἀμφοτέρων κοινωνίας ἐν ἑαυτοῖς πηξάμενοι.
5. Προσεχεῖς δὲ τοῖς συνοχεῦσι τοὺς τελετάρχας τιθέασι τρεῖς καὶ αὐτοὺς ὄντας· ὧν ὁ μὲν ἐμπύριος, ὁ δὲ αἰθέριος, ὁ δὲ ὑλαρχης. Εἰσὶ δὲ αἱ μὲν ἴυγγες μονάδες μόνον, οἱ δὲ συνοχεῖς μονάδες ἤδη προφαίνουσι τὸ πλῆθος, οἱ δὲ τελετάρχαι μονάδες διῃρημένον ἔχουσι τὸ πλῆθος.
4. 彼らが言うには、ユンクスの後に続くのは「包摂するもの」である。ユンクスはみずからのために、あらゆるものから成る、言葉にできない統一を作り上げる。一方の「包摂するもの」は、存在の多数性への過程を作り上げ、知解対象と知性との間にあって両者に共通する中心を、みずからのうちに定める。
5. 「包摂するもの」に続いて、彼らは「司るもの」を置く。それらも三つあり、それぞれ火界(天上界)、エーテル界、物質界を司る。ユンクスは端的に単独(モナド)だが、「包摂するもの」はすでにして複数性を示すモナドであり、「司るもの」は区別を多数もったモナドである。
お詫び:メルマガ(10月10日発行予定分)
体調悪化により、10月10日に予定していたメルマガ(No.158)の発行をやむを得ず見送りました。この号は2週遅れの10月24日に発行したいと思います。ご了承のほど、お願い申し上げます。