Early Greek Philisophy V

5巻目はほぼほぼエンペドクレス


 Loebの初期ギリシア哲学集成、第5巻(西方ギリシアの思想家、パート2)は、800ページのうちの大半がエンペドクレス。なぜにこんなに、と思わないでもないほどのボリュームですが、教義内容は(少なくとも現存するテキストでは)それほど厚みがあるわけではないような印象でした。ただ、基本的に詩人ということで、詩はむちゃくちゃ難解。何が言いたいのかわからない感じですね。詩の先行性というのはこういうところにもあるのかしら、なんて思ったりします。

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