ロベルタ・インヴェルニッツィのリサイタル

王子の北とぴあで行われた、ロベルタ・インヴェルニッツィのソプラノ・リサイタルに行く。お目当てはむしろ伴奏のテオルボだったりするのだけれど……(笑)。そちらはクレイグ・マルキテッリという奏者。プログラムはイタリアの初期バロックということで、歌&伴奏はカッチーニ、カリッシミ、ロッシ、ディンディア、モンテヴェルディ。で、その間に挟むようにしてテオルボ独奏。カプスベルガー3曲にピッチーニ2曲。個人的には、歌もさることながら、この独奏が実に良かった(笑)。ソロCDとかはまだ出していないみたいだけれど、ソロ録音も絶対行けそう!あ、デュオではジョバンニ・アントニオ・テルツィを演奏したCDが出ているのか。YouTubeに1曲載っていますね(→http://www.youtube.com/watch?v=yXDFKdfcwD4)。ラストのモンテヴェルディ「苦しみが甘美なものならば」に続き、アンコールはカッチーニの「アマリリ麗し」ときて、まさに最強路線(笑)。アンコールのもう一曲はちょっと知らなかったのだけれど、バルバラ・ストロッツィの曲で「mi fa ridere la speranza(「期待とは笑わせてくれる」)」。