Windows XPが入っている古い工人舎マシン(SA1F)に、久々にMeadowを入れてみる。このマシンからもギリシア語を入力できるようにしておきたかったからだけれど、一番簡単な方法(言語設定でgeek polytonicを選び、WordなどでフォントをPalatino Linotypeにする)のキーバインドに慣れるのが面倒だ、というのが主なモチーフ。Meadowならleim+quailでもっと直感的に入力できるという話なので、とりあえずネットインストールで入れてみた。参考にしたサイトはこちら(Meadow 3.00)。設定ファイル.emacsは、Meadow本体のあるディレクトリ直下にあるdot.emacs.jpを名前を変えてホームディレクトリ(に指定したディレクトリ)にコピーしてから作業する。上のサイトにあるように、mule-fontsを入れて、greek-polytonic.elを置き、コマンドで有効にする。quailでlatin-1あたりの欧文を打ったことがあれば、とても楽にギリシア文字が打てる。アクセント記号を有気or無気、鋭or重と重ねて打ち込んでいける。ちょうど文字を書くときの感じ。もちろん、「それでは二度手間、三度手間になってしまい、キーボードで打つ意味がないではないか」という人もいるだろうけれど、そういう方にはお薦めしない。
さらにせっかくMeadowを入れたのだからと、ツイッターのクライアントも入れてしまおうと思い、twittering-modeも入れてみる。最初、上のネットワークインストールで入れたものの、これはバージョン古すぎで使用不可。大元のサイト(twmode.sourceforge.net)にある、gitレポジトリのクローンを利用したい。そのためには、Windows用のUNIX環境、Cygwinをインストールしなくてはならない。これもネットワークインストールで問題なし。参考サイトはこちら(Cygwin版Gitの環境構築)。あとはクローンしたディレクトリを、Meadowを入れたディレクトリ/packages/lispにディレクトリごとコピーするだけ(なぜかうちのマシンではこうしないと認識されない)。で、.emacsに(setq twittering-auth-method ‘xauth)と書いておく。これで、MeadowからM-x twitで起動する。参考サイトはこちら、使い方はこちらあたりを参考に。
ちなみに、MacのCarbon Emacsでも、同じgreek-polytonic.elを/Applications/Emacs.app/Contents/Resources/leim/quailにコピーして、上のサイトにあるquailのアップデートを行えば、同じキーバインドで入力できる。twittering-modeは、MacPortあたりでgitを入れて(これ、結構時間かかるけど)、gitクローンのtwittering-modeディレクトリへのパスを.emacsで追加すればオッケー。