廉価版も侮れない

昨日は恒例のリュート講習会。今年はクーラント2曲(ジャック・ビットネルほか)で参加。例によってコケ丸(笑)。ヘミオラの利いた三拍子の曲はなかなか拍子が取れないなあ。課題山積み。

で、これまた例によってクーリングダウンCD。今年はミゲル・セルドゥーラの演奏によりバロックリュートもの。『神秘のバリカード(内乱?)』。あまり期待していなかった廉価版(ブリリアント・クラシックのシリーズ)だったのだけれど、これは素晴らしい一枚。澄んだ音が響き渡る。ミゲル・セルドゥーラという人は若手ということで、期待していよう(笑)。ホプキンソン・スミスとかにも師事している。収録曲も結構奮っていて、ケルナーの「最長」とされるシャコンヌ・イ長調ほか、ヴァイス、クープラン、サン=リュック、エヌモン・ゴーティエのこれまた長い「カスケード」シャコンヌ、そしてジャック・ガロ。どれもいつか弾いてみたい曲。

Les Baricades Misterieuses -D.Kellner, S.L.Weiss, F.Couperin, J.de Saint-Luc, etc / Miguel Serdoura