ゼレンカ

昨日は毎年のリュートの発表会。今年もケルナーとかビットネールの曲で臨むも、音ヌケとかミスタッチを乱発し、またあえなく撃沈(苦笑)。うーん、楽器の扱いはかくも難しいものなのだなあ、としみじみ。打ち上げでちょっと飲み過ぎて今日は一日中ぼーっとしていたけれど、そんな中、いつも通りクールダウンのためと称してCDを聴く。今回はリュート曲ではなく、普通に古楽もの。少し前に購入して積ん聴だったJ.D.Zelenka: Orchestral Suites, Trio Sonatas – 5 Capriccios, Concerto a 8 Concertanti, etc / Alexander van Wijnkoo(cond), Camerata Bern, etc)。5枚組の廉価版なのだけれど、とりあえず4枚目、5枚目のトリオソナタ集をかけっぱなしに。ゼレンカといえば、ボヘミア出身でドレスデンの宮廷楽長を務めた人物。あまり予備知識もないのだけれど、おー、バッハなどを彷彿とさせる曲想(っていうか同時代だからねえ)で、個人的にはとても乗れる。流しておくとちょっと集中力が高まってくる感じもする?(発表会前に聴いた方がよかったかしら?)。演奏はカメラータ・ベルン。録音はなんと1972年と1977年のもの。当時としては有名だった演奏だそうで。ライナーによれば、トリオソナタのパート譜には「バイオリンもしくはテオルボ」なんて書かれたものもあるというが、もう少し最近の録音ならテオルボが加わっているものもあるかも。ちょっと探してみようかしらん。