久々に新刊・近刊の備忘録。
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まずは岩波書店。一つめは「ヨーロッパの中世」シリーズからのもの。タイトルは「芸術」となっているけれど、内容は「文学の場」というテーマのものらしい。二つめのは近刊。
- 『芸術のトポス』(原野昇、岩波書店)
- 『ヨーロッパ美術史講義 – 中世彫刻の世界』(越宏一、岩波書店)
- 『マーリンの生涯 – 中世ラテン叙事詩』(瀬谷幸男訳、南雲堂フェニックス)
- 『Anglo-Saxon語の継承と変容1 – 中世英文学』(松下知紀ほか編、専修大学出版局)
- 『ビザンツ – 文明の継承と変容』(井上浩一、京都大学学術出版会)
- 『聖遺物崇敬の心性史』(秋山聰、講談社選書メチエ)
- 『中世の都市 – 史料の魅力、日本とヨーロッパ』(高橋真一朗ほか編、東京大学出版会)
次はジェフリー・オブ・モンマスの「マーリンの生涯」の邦訳。
英国ものということでは、次のような研究書も。うーん、英国ものはやはりいろいろ出ますねえ。古フランス語系とかも頑張ってほしい……。
「継承と変容」というのは流行なのか、次のような書も出ている。これは個人的関心からも買いかな。
この前のイスラムの聖人崇拝との比較という意味で、次も見逃せない(笑)。
比較といえば、日欧の比較らしい次の書も。
うん、今月もいろいろ出ていて楽しみ(笑)。