ちょっと閑話休題的だけれど……ガジェット話。iPod Touch(とiPhone)の辞書もいろいろと充実してきた昨今。ものは試しというか、かなり値段は張るのだけれど、『ウルトラ総合辞書2009』というのを入れてみた(こちら→ )。広辞苑第六版のほか、リーダーズ英和、和英中辞典、新漢語林、現代用語の基礎知識、三省堂のデイリーで日独、日仏、日西、日伊などが一挙にインストールできる。市販のベーシックな電子辞書とほぼ同等かそれ以上になるという感じ。そういう意味ではお得か(でもま、もっと安くいろいろ揃える手もあるのだけれど……)。でもちょっと気になるのは、クロス検索とかできないこととか、検索のステップが普通の電子辞書(EX-wordあたり)より1ステップ多くなってしまう点とか(このステップの多さはiPod Touch全体の仕様のせいみたいで、このウルトラ辞書に限ったことではないのだけれど……)。EX-wordで検索語を入れれば、分割画面で候補とその意味が表示されるけれど、ウルトラ辞書の場合、まず候補リストが表示され、そこから目的とする検索語を選んでやっと意味が表示される。うーん、EX-wordとかに馴れていると、この1ステップ余計な点はちょっと気になるなあ……。
ステップ数の話のついでだけれど、そのiPod Touchを出先でネットに接続するために、これまでウィルコムのアドエスでWMWiFiRouterの旧版を使ってきた。けれども、もっとステップ数が少なくてすむ優れものが出ている。WiFiSnapがそれ(アドエスとWilcom03専用だそうだ)。起動前に自分で無線LANをオンにしたりしなくてすむし、接続も若干早い。手軽さが全然違う。このあたりは後発の強みか。